保育士試験|過去問題
平成26年「保育の心理学」
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平成26年度
保育士試験
登録日:2014/10/01
過去問題【保育の心理学】
問1
次の文は、子どもを取り巻く環境と人間関係についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ブロンフェンブレンナー(Bronfenbrenner, U.)は、人間を取り巻く環境をアシミレーション(同化)とアコモデーション(調節)の概念からとらえた。
- 環境移行は、子どもに不安や混乱をもたらす危機ともなるが、新たな行動様式を獲得していくきっかけにもなる。
- ヴィゴツキー(Vygotsky, L.S.)は人の発達が他者との社会的な相互作用によってなされると考え、発達の最近接領域という概念を唱えた。
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | ○ |
2 | ○ | × | ○ |
3 | × | ○ | ○ |
4 | × | ○ | × |
5 | × | × | × |
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問2
次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
子どもの( A )は、おおむね次に示す8つの区分としてとらえられる。ただし、この 区分は、同年齢の子どもの均一的な発達の基準ではなく、一人一人の子どもの( A ) としてとらえるべきものである。また、様々な条件により、子どもに( B )や保育所 の生活になじみにくいなどの状態が見られても、保育士等は、子ども自身の力を十分に認 め、一人一人の( A )や( C )に応じた適切な援助及び( D )を行うことが 重要である。
【語群】
ア,発達過程 | イ,精神発達 | ウ,生活上の課題 | エ,発達上の課題察 | オ,健康状態 | カ,心身の状態 | キ,保育生活 | ク,環境構成
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ア | ウ | オ | キ |
2 | ア | エ | カ | キ |
3 | ア | エ | カ | ク |
4 | イ | ウ | オ | キ |
5 | イ | ウ | カ | ク |
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問3
次の文は、乳児の音声知覚についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 新生児は母語にない音でも識別できるが、しだいに育てられた言語環境の影響を受け、母語にない音の識別力は低下し、母語に含まれる音への識別力が高まっていく。
- 生後6か月頃から、子音と母音の構造をもつ規準喃語が現れる。
- 話しかけの声のリズムに合わせて身体を動かす相互同期性は、新生児期からすでにみられる。
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | ○ |
2 | ○ | ○ | × |
3 | ○ | × | ○ |
4 | × | × | ○ |
5 | × | × | × |
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問4
次の文は、保育場面でみられる乳幼児の行動についての記述である。A~Dの行動の基盤となる認知発達に関する用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
- おもちゃに手を伸ばした時に、布でおもちゃを覆って隠すと、キョロキョロと辺りを見まわす。
- 他児が机をたたくのを見て、「つくえさんが いたい、いたいっていってるよ!」と言う。
- 遊びのなかで、母親が普段よくしている仕草や話し方をする
- 積み木を片づける時に、大きさの順に積み木を並べている。
【語群】
ア,保存の概念 | イ,物の永続性 | ウ,延滞(遅延)模倣 | エ,共鳴動作 | オ,アニミズム | カ,自己中心性 | キ,均衡化 | ク,系列化
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ア | ウ | エ | キ |
2 | ア | ウ | カ | ク |
3 | ア | オ | ウ | ク |
4 | イ | オ | ウ | ク |
5 | イ | カ | エ | キ |
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問5
次の文は、心の理論に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の適切な組み合わせを一つ選びなさい。
他者の意図、( A )、願望、感情、思考など、直接は観察することのできない他者の ( B )の理解は心の理論とよばれる。心の理論の獲得を調べるには、( C )が一般 的に用いられている。( D )の子どもは心の理論の獲得が困難であるという指摘もある。 保育場面において、一人一人の心の理論の獲得に沿った保育士の働きかけが求められる
【語群】
ア,身体的状態 | イ,自閉症 | ウ,疑念 | エ,学習障害 | オ,信念 | カ,心的状態 | キ,誤信念課題 | ク,保存課題
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ウ | ア | キ | エ |
2 | ウ | カ | ク | イ |
3 | オ | ア | キ | イ |
4 | オ | カ | キ | イ |
5 | オ | カ | ク | エ |
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問6
次の文は、アタッチメント(愛着)についての記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
( A )によれば、乳幼児は( B )とアタッチメント(愛着)を形成するように なる。養育者に限らず、乳幼児に( C )に関わる人は( B )になり得る。( B ) との間に形成されたアタッチメント(愛着)は、他の人との関係性の基盤となる( D ) を形成していく。
【語群】
ア,特定の人 | イ,エインズワース(Ainsworth, M.D.S.) | ウ,見知らぬ人 |
エ,ボウルビィ(Bowlby, J.) | オ,応答的 | カ,内的ワーキングモデル |
キ,個別的 | ク,外的ワーキングモデル
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | イ | ア | オ | カ |
2 | イ | ウ | オ | ク |
3 | イ | ウ | キ | ク |
4 | エ | ア | オ | カ |
5 | エ | ア | キ | ク |
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問7
次の文は、「保育所保育指針」第2章「子どもの発達」の2「発達過程」の一部である。A~Dを発達の順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 歩き始め、手を使い、言葉を話すようになることにより、身近な人や身の回りの物に自発的に働きかけていく。
- 象徴機能や観察力を発揮して、遊びの内容に発展性が見られるようになる。予想や意図、期待を持って行動できるようになる。
- 腕や手先を意図的に動かせるようになることにより、周囲の人や物に興味を示し、探索活動が活発になる。
- 行動範囲が広がり探索活動が盛んになる中、自我の育ちの表れとして、強く自己主張する姿が見られる。
(組み合わせ)
- A→C→B→D
- A→C→D→B
- C→A→B→D
- C→A→D→B
- D→C→A→B
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問8
次の文は、他者とのかかわりに関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
子どもは集団生活において、さまざまな場面で自分と他者を比べており、こうした行為 を( A )とよぶ。 例えば、なかなか竹馬にうまく乗れないP君が竹馬の上手なQ君をモデルに練習を繰り 返しているとき、このような( A )は( B )とよぶ。年齢により( A )のも つ意味は変化していくが、( C )を形成していく上で重要であることから、( D ) につながらないように配慮することが保育士に求められる。
【語群】
ア,社会的比較 | イ,下方比較 | ウ,自己概念 | エ,上方比較 | オ,劣等感 | カ,知的好奇心 | キ,社会的表出 | ク,優越感
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ア | イ | ウ | オ |
2 | ア | イ | カ | ク |
3 | ア | エ | ウ | オ |
4 | キ | イ | ウ | ク |
5 | キ | エ | カ | オ |
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問9
次の文は、ギャング・グループについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 学童期の中・高学年に形成される凝集性や結束力の高い仲間集団である。
- 同性同士で主に女児が、自発的に結成するグループである。
- 仲間だけのルールや特定の表現を用いることで一体感をもつ。
- 遊び場や遊び方、生活時間等の変化から、最近では見られなくなってきている傾向がある。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | ○ | × |
2 | ○ | ○ | × | ○ |
3 | ○ | × | ○ | ○ |
4 | × | × | × | ○ |
5 | × | × | × | × |
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問10
次の文は、保育所で親子の分離を援助することに関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを0一つ選びなさい。
入園当初、子どもが親との分離に不安をもつ一つの要因として、園生活のなかでどのよ うに行動したらよいかわからないということが考えられる。その対応として、登園から降 園までの活動の流れを( A )として理解することで、園生活に見通しをもち、子ども 自身が安心して過ごすことが可能となる。そのためには、子どもの( B )に合わせて 1日の活動の流れや時間的区切りなどを( C )に示しながら声かけをするなど、日々 繰り返すことで( D )に理解できるようにしていくことも一つの方法である。
【語群】
ア,欲求 | イ,スクリプト | ウ,発達 | エ,メタ認知 | オ,理論的 | カ,経験的 | キ,視覚的 | ク,概念的
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | イ | ア | オ | カ |
2 | イ | ア | キ | オ |
3 | イ | ウ | キ | カ |
4 | エ | ア | オ | ク |
5 | エ | ウ | カ | キ |
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問11
次の【Ⅰ群】の記述と【Ⅱ群】の人名を結びつけた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
- 無意識の深層心理の分析や心理・性的発達理論を展開し、エリクソン(Erikson,E.H.)に大きな影響を及ぼした。
- 環境の価値や意味は、人の心の働きによって生まれるのではなく、環境自体がさまざまな意味を提供しているという考えを提唱した。
- 生得的に内在する能力が時期に応じて自然に展開し、発達するという考えを提唱した。
【Ⅱ群】
- ア ガードナー(Gardner, H.)
- イ フロイト(Freud, S.)
- ウ ゲゼル(Gesell, A.L.)
- エ ギブソン(Gibson, J.J.)
- オ バルテス(Baltes, P.B.)
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | ア | イ | オ |
2 | ア | ウ | エ |
3 | イ | ウ | エ |
4 | イ | エ | ウ |
5 | イ | オ | ア |
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問12
次の文は、保育所における保育士の日常的な保育姿勢に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
- 保育士は、日誌やビデオ等の記録をもとに、日々の保育を振り返り自己評価とともに同僚同士での( A )を行うことが大切である。
- 保育士は、保育経験を通して子どもの発達と( B )、そして保育内容についての複合的な知識を、習得し蓄積していく。
- ショーン(Schon, D.A.)によると、保育者は一定の技能を身につけている必要があることから技術的熟達者であると同時に、複雑な状況を判断しながら保育を行うことから( C )でもある。
- 保育士の視点として、一人のなかでの変化を( D )にみることも大切である。
【語群】
ア,第三者評価 | イ,生育歴 | ウ,相互評価 | エ,保育方法 | オ,形成的 | カ,専門的実践家 | キ,絶対的 | ク,反省的実践家
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ア | イ | ク | キ |
2 | ア | エ | カ | オ |
3 | ウ | イ | カ | キ |
4 | ウ | エ | カ | キ |
5 | ウ | エ | ク | オ |
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問13
【事例】
- 3歳児クラスのMちゃんは活発で、友だちが使っているおもちゃに興味をもつと、す ぐに自分から近づき手に入れようとすることが多い。そのようなMちゃんに対してM ちゃんの母親は、このような積極的な自己主張をさらに発揮するように育っていってほ しいと考えている。
- 3歳児クラスのRちゃんは活発で、友だちとの遊びではさまざまなアイディアを提案 し、自分の考えを主張して友達をリードすることが多い。そのようなRちゃんに対して Rちゃんの母親は、もっとおとなしく、もう少し我慢ができるようになってほしいと考 えている。
【設問】
MちゃんとRちゃんの母親が考えていることを表す用語として、最も適切な語句を一つ選びなさい。
- 性役割
- ホメオスタシス
- 社会的コンピテンス
- 時間的展望
- 発達期待
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問14
次の文は、保育場面でみられる幼児の行動についての記述である。A~Dの行動の基盤となる社会的発達に関する用語を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
- 泣いている他児に近づき、その子の頭をなでながら自分のタオルハンカチを差し出す。
- 10 か月児が、はじめての場所でどのように行動してよいかわからないので保育士の表情を見る。
- お店屋さんごっこで、それぞれがレジ係と客になり、やりとりをしている。
- グループ対抗の大縄跳び競争に勝とうと、グループでの練習に欠かさず参加している。
【語群】
ア,道徳判断 | イ,向社会的行動 | ウ,模倣 | エ,社会的参照 | オ,安全基地 | カ,役割取得 | キ,帰属意識 | ク,対人葛藤
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ア | エ | ウ | キ |
2 | ア | オ | ウ | ク |
3 | イ | ウ | カ | ク |
4 | イ | エ | ウ | ク |
5 | イ | エ | カ | キ |
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問15
次のA~Cの保育所での【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
- 0歳から在所し、2歳10 か月になる男児L。保育所では、男児Lに合わせて必要な保育をしてきたが、言葉が極端に少ないこと、1歳下の弟に比べ表情が乏しいことを母親が心配し始めている。
- 下肢麻痺があり歩行が困難な4歳4か月の女児M。この頃、補正靴や頭部保護帽、特製椅子に座るのを嫌がり、「みんなと同じがいい」と言って譲らず、保育所での対応に困っている。
- 年長クラスの男児N。思い通りにならないと暴言や乱暴を繰り返し、活動から外れて保育室から出ていってしまう。一方、家庭では特に困っていることはないと母親は言っている。
【設問】
A~Cの各【事例】への対応として最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
- ア 家庭での子どもの様子や療育機関での対応を確認した上で、継続的な協働をはかりつつ、保育所での具体的な対応を行う。
- イ 子どもについての懸念を受け止め、相互に理解を深めつつ、家庭における具体的な対応について助言をする。また地域の自治体の健康診査で相談をするように促す。
- ウ 園内での共通理解を深め、園内支援のあり方を再検討する。また保護者の子ども理解をはかりつつ、地域の巡回相談を活用したり、教育機関とも協働していく。
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | ア | イ | ウ |
2 | ア | ウ | イ |
3 | イ | ア | ウ |
4 | イ | ウ | ア |
5 | ウ | ア | イ |
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問16
次の文は、幼児の主体性に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
- 「 遊びを自由に選ぶ保育では幼児の主体性が発揮され、( A )では発揮されない」とは、必ずしもいえない。
- 多様な活動のなかから、やりたい活動を( B )できることによって、幼児の主体性は育まれる。
- 一人一人の幼児が主体性を発揮するにつれて、クラスの仲間との間で葛藤が生じることも多くなるが、それは( C )を学ぶ機会となる。
- 生活習慣を身につける過程においても、幼児が主体的に取り組むように、保育士等は( D )を踏まえた配慮をすることが大切である。
【語群】
ア,設定保育 | イ,個人差 | ウ,自己規制 | エ,上方比較 | オ,コーナー保育 | カ,自己調整 | キ,自己高揚 | ク,男女差
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
---|---|---|---|---|
1 | ア | ウ | カ | イ |
2 | ア | ウ | カ | ク |
3 | ア | エ | キ | イ |
4 | オ | ウ | カ | イ |
5 | オ | エ | キ | ク |
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問17
問17 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【語群】
5歳の男児。家族3人で自動車旅行中に交通事故に遭った。本児と父親は一命をとりと
めたが、本児の隣に座っていた母親は亡くなった。事故の後しばらくは口数が少なくなっ
たものの、一週間程度で元の様子に戻った。しかし、事故後2か月ほど経った頃から、何
の前触れもなく突然激しく泣き出したり、何をしていてもうわの空であることが多くなっ
た。夜には何度も目を覚まし、泣くようにもなった。
【設問】
この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。
- 強迫性障害
- パニック障害
- 外傷後ストレス障害
- 多動性障害
- 反応性愛着障害
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問18
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
自閉症と診断されている4歳の男児。保育所の給食はあまり好きではないが、今日の給
食には大好きなバナナがついていたので、全員で「いただきます」をする前にひとりで先
に食べてしまった。「バナナならいくらでも食べられる」と言い、隣の子のバナナも勝手
に食べてしまった。以前から同じようなことが何度かあり、そのたびに口頭で注意をして
いた。
【設問】
この子どもに対する保育士の配慮として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 「ルール」が目で見てわかるように、みんなで「いただきます」をしてから食べることを絵に描いて伝える。
- 本児専用の印をトレイにつけ、自分のものと他の子のものとの区別が見てわかるようにする。
- 給食にバナナを出さないようにする。
- 他の人のものは食べてはいけないことをさらに口頭で強く伝える。
- バナナをたくさん食べられたことを一生懸命褒める。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2 | ○ | ○ | × | × | × |
3 | ○ | × | ○ | ○ | × |
4 | × | × | ○ | × | ○ |
5 | × | × | × | ○ | ○ |
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2
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問19
次の文は、子どもの心身症の特徴に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 精神的ストレスが身体症状化することはない。
- 低年齢ほどストレッサー耐性が高い。
- 身体疾患が精神の発達や身体の成長に影響を与える。
- 生活環境の影響を受けやすい。
- 情緒や行動上の問題は伴わない。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2 | ○ | ○ | × | × | ○ |
3 | × | ○ | × | ○ | × |
4 | × | × | ○ | ○ | × |
5 | × | × | × | × | × |
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問20
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
10 歳の男児。決して成績が悪いわけではないが、以前から忘れ物が多く、不注意な失
敗や授業中の離席が目立っていた。担任と両親との面談では、父親は「自分の幼い頃に良
く似ているので、心配はしていない」と言っており、母親は、「幼児期は常に手を繋いで
いないとどこかへ行ってしまい、よく迷子になっていた」という。男児に対し、母親は育
てにくさを感じており、厳しく躾をしてきたという。
【設問】
この子どもで最も疑われる精神医学的問題について、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- 神経学的ソフトサインが認められることがある。
- 女児よりも男児に多い。
- 二次的障害に注意する。
(組み合わせ)
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | ○ | ○ | ○ |
2 | ○ | × | ○ |
3 | × | ○ | ○ |
4 | × | ○ | × |
5 | × | × | × |
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- 保育の心理学 平成29年度/後
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※解説内容については出来る限りの精査は実施しておりますが、 その精度については100%担保することが難しいため、悪しからずご了承の上でご利用いただけますと幸いです。