社会福祉法人 京都地の塩会|つくし保育園
京都府京都市伏見区醍醐柏森町25
こどものやりたいを尊重する保育園
京都市営地下鉄東西線「石田駅」より徒歩15分。つくし保育園は醍醐山のふもとに位置し、緑に囲まれた静かな住宅地の一角にあります。園庭にはたくさんの果物の木やイチョウの木・桜の木に野菜やお花など、園庭でも季節に触れることができ、自然溢れる環境です♪また、育児担当制や縦割り保育を取り入れており、子ども達の「やりたい気持ち・考える心」を大切にしています!『みんな同じ』をモットーに、食べる給食・行事の参加などもみんな同じ♪その環境の中で、一人ひとりのびのび成長できる保育の環境を見ていきましょう!
- 定員
- 90名
- 対象年齢
- 生後6週~5歳児
- 職員構成
- 7:30~19:00
見学開始!
四季折々楽しめる保育園!
保育園の中に一歩入ると、たくさんの緑に囲まれた広い園庭があります!園庭で育てている木は…梅、びわ、くわ、ブルーベリー、梨、キウイフルーツ、栗、ざくろ、ぎんなん、夏みかん、キンカン、みかんなど!季節の旬な果物を子どもたちと先生はおいしく頂いているそうです!!
でも毎回事件が起きているようです!それは・・・一番おいしい時期に収穫しようとするといつも熟した実が無くなっているのです。「先生またなくなってる。」と、子ども達。みんなで「なんでかな?」と、考えていると・・・鳥が一羽飛んできました。するとみんなは口をそろえて「鳥が食べてるんや!」と、すぐに原因がわかりました!それから、子ども達も知恵を振り絞り、鳥に先に取られないよう「もう熟すかな」というところで収穫をしているそうです♪みんなの大好きな保育園で育った果物!もちろん鳥たちにもおすそ分け♪
つくし保育園の保育♪
乳児は育児担当制・幼児は異年齢保育をおこなっております。乳幼児期は特定の大人との関係を築くことが大切です。特定の人、つまり一人の人(担任)を信頼することから、人間に対する基本的な信頼関係が生まれ、自分を肯定する感情が生まれます。0.1.2歳児では、育児の部分(食事・排泄・睡眠)は特定の保育者が担当しています。3.4.5歳児は異年齢グループ(約20名)で生活しています。異年齢で生活することにより、幅広くより深く、人間関係の体験が繰り広げられます。また、子どもにとって保育者はお母さんお父さんについで、身近な存在でありたいとの願いから、「先生」よりも名前で呼ばれることを望んでいます。子どもたちは保育者の事をみんな「〇〇さん」と、呼んでおり、職員同士はもちろんのこと、保護者の方もみんな「○○さん」と名前で呼んでいます!
保育園見学中
シンボルマーク
子ども達はひとりひとり「シンボルマーク」(自分だけの特別なマーク)があります。入園する時に保護者の方が子どもと一緒に好きなマークを決めます!そのマークは卒園するまでずっと一緒に共にする大切なマークです♪車や猫・その子の似顔絵などみんな形は様々です!よーく見てみると、タオルにもかわいいシンボルマークの刺しゅうがあります♪子ども達は自分のマークだけでなく、みんなのマークも覚えています!男の子がタオルを探していると「〇〇くんのタオルはここにあるよ!」と、お友達が教えていました!微笑ましい思いやりのワンシーンですね。
つくし・おひさま発電所
環境問題といえば…地球温暖化の問題がありますよね。つくし保育園では、子どもたちと一緒に地球の緑を守ること、環境を汚染しないことを大切にして、早くから意識的に環境問題と取り組んでいます。そして2008年2月23日、待望のつくし・おひさま発電所が完成し、太陽光発電が保育園の屋上でできることになりました。園舎の玄関脇には発電量を表示する表示盤がつけられ、おひさまが顔を出し発電量により表示板の電気が光って知らせてくれます。発電量は4kw。ささやかではありますが、自然のエネルギーを利用する地球に優しい発電です。みんなの願いから、つくし保育園のおひさま発電所の設置されたんですね♪
さらに見学中
園庭での一コマ
園庭は乳児専用と幼児専用に別れており、沢山の木の中に「木登りの木」があります!子どもたちは「前に上った時よりさらに高くへ!」と上を目指して登っています。みんなもっともっともっと登れるようになりたい気持ちは一緒です。なので「足、ここにのせたらいいよ!」「手はここ!」などお友達にもアドバイス!登っている子どもも一歩一歩登れている事が嬉しく、満面の笑み♪と、喜んでいるのもつかの間…「どうやっておりるん?」と、降りれなくなり、またもやお友達に「ここに足置いて…」と、教えてもらい無事着地していました♪見守っていたお友達は自分の事のように嬉しかったのか「○○君あそこまで登ってたで!」と、みんなに報告していました!他にもアスレチック遊具、砂場など沢山の遊具があります。子ども・保育士共に「楽しい!遊びやすい!発見!」ができるような環境をつくっています♪
幼児クラスの一コマ
年に4~5回程みんなでテーマを決め、作っているそうです♪今回のテーマはみんなが好きな『地獄のそうべい』!テーマが決まると早速先陣をきる年長さん。何もない土台の状態でどの様な作品ができるのかワクワク!絵本の内容・絵など確認しながら「ここはもう少し大きくした方がかっこよくなる!」「そうべいだけじゃなく他に地獄にいてる人もつくろ!」と、話しているうちに・・・完成!!出来上がった作品はいつも満足!!壊れないようにみんな横を通るときにはそ~っとそ~っと通っているそうです!でも中には壊れてしまう時もあります…そんな時にはみんな「もう一回作ろ!」「最初こうやった?」と、誰ひとり文句を言わないそうです!!「壊れたらまた作り直したらいいやん」という子どもの素敵な言葉♪縦割り保育ならではの面でもありますね!!
保育士サポートから一言
思いやりがあふれる保育園
伏見区にあるつくし保育園は駅から「徒歩15分」と、少し距離はありますがちょうど良い運動になる距離です♪山手にあるので環境がとてもよく気持ちも良いです!各保育室にも回らせて頂きましたが、保育室の中は年令に応じたおもちゃが揃えられていていました。発達を促し、集中して遊びこめるよう配慮して、各コーナーを設置(コーナーあそび)。「こどもの意志を尊重し、自ら遊びを選んで決めることができます。障がいのあるなしにかかわらず、保育園で楽しくすごすことを保障していきたいと願っています。」と、園長先生がお話ししてくださいました♪遊びの中でも年長さんが年少さんの子どもに遊びのルール説明を丁寧に教えている姿をみました!年少さんも真剣に「うん!」と、うなずいている姿がかわいくて印象的でした♪