社会福祉法人杉の子保育会|鳩ぽっぽ保育園
東京都世田谷区太子堂1-15-5
【案内】
今回は世田谷区にある社会福祉法人杉の子保育会、鳩ぽっぽ保育園にお邪魔しますっ★
鳩ぽっぽ保育園は2015年で開園19年目の保育園♪2014年園舎は大幅改修を行い、見た目も綺麗に生まれ変わりました♪暖かく、明るく華やかな色であるオレンジ色の元気なビタミンカラーの園舎は、鳩ぽっぽ保育園の元気な子どもたちや先生たちの印象そのもの!室内は木をふんだんに使い、まるで自然のなかのお家で過ごしているかのような、柔らかみのある優しさあふれる環境です♪園庭には園のシンボルである、さくらんぼやどんぐりの木が子どもたちを穏やかに見守ります♪春には可愛らしい鈴なりのさくらんぼの実に子どもたちは大喜び♪秋になると地面には大小さまざまなどんぐりたちが姿を見せます♪季節ごとに新しい発見がある、実り豊かな園庭です♪
最寄駅は「三軒茶屋駅」で、駅から徒歩5分という利便性抜群の立地です♪保育園の周りには公園がたくさんあるので、ぽかぽかあたたかい日や、天気の良い日は皆で公園に出かけています♪
そんな鳩ぽっぽ保育園の先生達の保育はどのようなものなのでしょうか?さっそく中に突撃したいと思います♪
- 定員
- 70名
- 対象年齢
- 0歳児~5歳児
- 職員構成
- 園長1名,副園長1名,保育士29名(パート含む),調理員6名(パート含む), 栄養士1名,用務員2名,看護師1名,警備員1名
見学開始!
【保育士職員】
こんにちわ~!とあいさつすると保育士の先生たちがお出迎えしてくれました!保育士の先生方からみた鳩ぽっぽ保育園はどのような保育園なのでしょうか?
「職員同士はとっても仲が良く、本当にアットホームな園ですよ♪また園の方針で、先生たちの事は子ども先生も、「●●先生」ではなく「●●ちゃん」や愛称で呼び合っています。年齢層が若い20代~30代の職員が多く、みんな生き生きと働いていますよ♪職員同士もとっても仲良し♪日々子どもたちの気になることを相談したり、たまには息抜きの冗談をいいあったり、先輩・後輩・同僚としてとても良い関係が築けています!」
親しみをより持てるように、「先生」ではなく、「保育士のお姉さん」として皆さん愛称で呼ばれているんですね!また園内のいたるところで、保育士の職員さんがお互い声をかける姿を見かけましたが、こうしたコミュニケーションに行き届いた環境が園の雰囲気をさらに良いものにしているんですね!
ちなみに、先生たちは子どもたちのことを「○○くん」「○○ちゃん」と名前で呼んでいます。決してニックネームでは呼びません。これは子どもたち一人一人の名前は保護者の方が大切につけてくれた宝物のようなものだから!
こういった粋な計らいはとても素敵ですね♪
【園長】
鳩ぽっぽ保育園の園長先生は男性の園長先生♪子どもたちが大好きで歌もとっても上手な優しい雰囲気です♪
普段は事務業務や運営業務で忙しくされているので、保育現場になかなか出向けないそうですが、本当はもっと現場に出て子どもたちと触れ合いたい!とおっしゃっていました。関わる時間は少なくても、時間に余裕があれば保育室を見回り、職員や子ども達の様子を見にいきます。園長先生の欠かせない時間!それは…毎日、給食は子どもたちと一緒に食べる事♪また子どもたちとの調理や避難訓練など月の行事のサポートも抜群!先生方の頼れる園長先生です♪
ちなみに歌う事も好きで、職員からも上手と評判!大きな行事等で子ども達に職員みんなで歌のプレゼントをする際は、必ずリードボーカルをされるそうです!そんな皆に愛される素敵な園長先生です♪
【保護者からの満足度】
子どもたちが十分に充実した園生活を送っているからこそ、保護者の方も安心して保育園に送りだしてくださるそうです♪家庭の中では「今日はクッキングをしたよ!混ぜるのが難しかった~!」「お散歩に行った時、綺麗な花を見つけたよ~!」といった子どもたちの日々の発見なども話題に上っているそうです♪そうした、子どもたちの為のより良い保育の積み重ねが実を結び、第三者評価でも非常に高い保護者満足をいただいたそうで、なんと一昨年は保護者満足度アンケートで100%をマークされました!「子どもたちだけでなく、保護者の方からも安心して頂け、喜んでいただける保育園で居られると言う事は本当に誇りに思います♪これからももっと頑張ります(笑)」と語ってくださった職員の方、素敵な笑顔でいらっしゃいました♪
保育園見学中
【保育活動の目標】
◆1 元気な子~生きる力と体育て
~よく食べ・よく寝て・よく遊ぶ、が基本です。自分を大事にして、色々なことに挑戦したり、表現する子どもに。
◆2 思いやり・けじめのある子~豊かな関わり育て
~友達や仲間を大事にし、大人への信頼感が土台となって、気遣いとやさしさで周囲に生き生きと関わり、自分の身の回りのことができる子に。
◆3 楽しく遊べる子 ~知恵と情感育て
~たくさんの人や身の回りの自然に愛と好奇心で関わり、仲間と力を合わせて遊びを広げ、面白さ・楽しさを体験しながら、周囲の世界 に勇気と自身をもって関わる子どもに。
人生の土台となる、大切な乳幼児期。その育ちの課題として<遊びの自立を挙げ>健やかな育みができるよう、豊かな遊びに満ちた保育を目指されています♪
【保育内容】
保育内容は子どもたちを中心とした保育を行なっており、子どもたちと共に考え共に体験し「共に育ちあっていく保育」を目指されているそうです
★【室内保育】
コーナー保育を主流とした環境です♪いたるところに木のおもちゃがあるので、子どもたちはそこでじっくり遊びを味わうことが出来ます。1つのおもちゃを仲良く2人で扱ったり、優しい心でおもちゃを譲ってあげたり、ときにはケンカをしたり!日々の何気ない保育の中でも、たくさんの経験をし、遊びを通して学びが広がります♪
★【外遊び】
園庭にはかわいい小さなログハウスや、大迫力のねこバスなどさまざまな遊具が設置してあります♪また晴れた日に、近隣の色々な公園にお散歩にでかけます。四季折々の自然の移ろいに触れることで情緒豊かな心を育み、広い敷地で体をたくさん動かすことで、健康な体を作っているそうです♪
【外部講師】
普段の保育の中で、外部の方にも講師として来て頂き、専門的なカリキュラムも保育に取り入れているそうです♪造形遊び・リトミック・文字数遊び・わらべうたと、頭も体も駆使して「想像力豊かなあそび」を行っています!造形遊びは絵本作家の藤本ともひこさんに来て頂いているそうで、本職のプロの方に教わる楽しい学びに、子どもたちは目をキラキラさせながらワクワクした気持ちで教わっています♪
リトミックは幼児クラスを中心に行ない、文字数遊びは遊びの中で楽しく文字や数が覚えられるようにプログラムを組んでもらっているそうです♪わらべうたは、一年を通してたくさんの歌を保育士・子どもたち一緒になって遊びながら教えていらっしゃるそう♪どれもこれも「遊びの中から自然と覚える教えたか」をしているので、子どもたちの負担になることなく、体に身についています♪
【クッキング】
鳩ぽっぽ保育園では食育の一環として、月に一回クッキングを行っているそうです!皮包みがなかなか難しい餃子づくり、小麦をこねてこねてコシを出すうどん作りなど、いろんな料理にチャレンジしています♪「普段食べているご飯が、こんな風にできるんだ!」という発見と、そういった料理を「じぶんにもおいしくつくる事ができた!」という自信が持てる素敵な時間となっています♪
クッキングのあとの試食タイムでは、いたるところで「おいしい♪おいしい♪」の声がきこえてきます。得意げなこどもたちの笑顔に、思わずせんせいたちもニッコリなんだとか!(笑)
【行事】
行事にも力をいれて取り組んでいる鳩ぽっぽ保育園。毎年行われる夏祭りでは、三軒茶屋商店街で阿波踊りを踊っています♪道行く観客の方からは「かわいい~!!」「すごーい!!」と大歓声をいただいています♪子どもたちも少し照れくさそうにしながら誇らしさ溢れるキリっとカッコいい姿を見せてくれます(笑)地域の人に喜んでいただけたり楽しんでいただける経験が持てるのも、鳩ぽっぽ保育園の魅力の一つですね!
年長児になると、皆が楽しみにしている9月のお泊りキャンプに出かけます♪カレー作りを体験したり、小川に入って遊んだり、夜の探検に出かけたり!普段の生活では味わえないわくわくどきどきの経験を通して子どもたちは大きく成長していきます♪
さらに見学中
【全室暖房完備】
寒い冬は冷えがひどいし、体もこわばるし保育が大変…なんてことは、鳩ぽっぽ保育園では全くありません!なんと保育室全室に床暖房を完備!子どもたちも年中裸足で元気に駆け回っています♪冷え性や寒がりの先生にとっても救世主のような嬉しい設備です♪(笑)
他にも職員休息室が設備されているので、休憩の間は教室を離れ、しっかり羽を伸ばして頂けます♪
そして鳩ぽっぽ保育園にはパソコンが整備されており、書類ほとんどはパソコンを使って行っています!エクセル・ワードなどの基本的な操作が分かればOK!デジタル化で書き物などの負担も少なくすることができ、情報共有も円滑に行っています♪
【屋外プール】
夏に大活躍してくれるプール!鳩ぽっぽ保育園も、夏には3階の屋上に大きなプールを設置されます♪大きなプールでのびのびと水遊びができるので子どもたちはとっても楽しそう♪先生方もキチンとした広々スペースで子どもたちを遊ばせることができるので、無駄な負担を少なくできるのが嬉しいですね♪プールの季節が終わると、乗り物にのって遊べる遊戯スペースとなります!三輪車やスクーターで走りまわれる充実した遊戯スペースです♪
【給食】
各園の個性や特色が現れる給食。鳩ぽっぽ保育園でも、お昼にはおいしい給食が並びますが、そのスタイルにもこだわりがあるそうです♪
鳩ぽっぽ保育園の給食はランチルームで頂きます(幼児クラスのみ)♪ランチルームの隣には給食室を設置しており、お互い中の様子を確認できるような作りになっています♪子どもたちが覗き込むと、給食室の先生がたくさん給食を作ってくれている姿が映ります。その姿を見ることで、自分たちの為においしいご飯を一生懸命作ってくれている人がいることを認識し、食べることや調理の先生に対して、感謝をする事を自然と学んでいます♪また調理の先生もからも自分たちの作った給食をおいしそうに食べてくれる子どもたちが見えるので、仕事に対してのモチベーションも高く、仕事に取り組む事が出来ているそうです♪
給食はビュッフェスタイルなので、子ども達自らが取り分けます♪自分で調整できるので、子どもたちは自分の食べる量を考えながら責任をもって取り分けることができます♪それにしてもビュッフェスタイルの給食とは素敵ですね♪毎日何がでるかワクワクしながら過ごしてしまうそうです(笑)
鳩ぽっぽ保育園(杉の子保育会)の歴史
鳩ぽっぽ保育園の運営もととなる社会福祉法人杉の子会。その歴史は1979年にさかのぼります。世田谷の千歳鳥山にできた40名定員の小さな保育園それが杉の子会の保育園、すべてのはじまりです。0歳児をあずけて働く女性や障がい児保育がまだあまり理解されてない時代の中、「働く女性とその家族のために」「障がい児も一緒に育ち合うために」という考えのもと、30代という若さあふれる創始者とその仲間方が沢山の協力を得て足かけ2年で保育園を創られたそうです。
今では杉の子保育会は4つの本園と5つの分園、そして家庭的保育事業所を抱える大所帯となったそうです。先人の保育士職員が一生懸命に気づいてきた杉の子保育園。働いてくれる職員にもぜひその熱いパワーを感じてやりがいをもって保育に取り組んでもらえたら嬉しいと語られていました。
保育士サポートから一言
【担当者から】
園舎からもにじみ出るあたたかさが心地のよい保育園です♪保育園の環境や、子どもたちの様子、先生同士のコミュニケーション、保護者の方との関わり等、どれをとっても柔らかすぎず固すぎずしっかりとした基盤と良好な関係がでいていらっしゃるので働く人からはみると本当に「ちょうどいい」居心地の良さを感じる保育園だと思います♪
外部講師を呼ばれるカリキュラムがあるなど、教育的な分野でも力を入れていらっしゃいますが、「お勉強」ではなく「遊びの延長から自然と身に着ける学び」といった形で取り入れていらっしゃるので、本当にごくごく自然体の保育の素晴らしさを感じることができます♪
保護者評価が非常に高いとありましたが、こういった上記の事がしっかりできているからこそ、お父さんお母さんたちも安心して子どもたちを預けられるのだと思いました!評価の高さもなるほど納得です♪
取材担当からは、穏やかな心を持ち、どんなことも臨機応変に慌てずの保育できる方が向いているのかなと感じました。子どもと同じ目線に合わせながらも、広い視野で見守れるそんな保育士さんにはピッタリの保育園だと思います♪また、保育園でコンサートをされたり出前保育なども行っていらっしゃるアグレッシブな一面もあるので、保育に付随するイベントを楽しめる方にも働きやすいと思います♪