先輩の声(体験談)
実技試験を受けた保育所の先生・幼稚園の先生に実際の試験中の雰囲気・心境を聞いてみました!また、アドバイスもいただきましたので参考になると良いです♪。
保育園:ピアノの実技試験を受けました
- 試験前の心構えと準備
- 私が受けた園は、それほどピアノを重視している園ではなかったのですが、ピアノの試験がありました。初見がなく自由曲のみだったので少し安心して受けることができました。 でも、ピアノは得意ではなかったので、猛練習しました!!私が選んだ自由曲はブルグミュラーの「牧歌」です。 友達に何が良いかを聞き教えてもらいました。採用試験は1ヶ月後にあり、時間がたくさんあったので毎日練習しました。 また、私には頼もしい先生(友人)がついていたので安心して本番にのぞむことができました。 本番当日は、完璧とはいかないまでも、無事最後まで止まらず弾き終える事が出来ました
- いざ!試験当日!
- 採用担当は園長先生・主任先生の2人でした。子ども達がお散歩に出掛けている間に行いました。 部屋にあったピアノは園長先生たちと背中向きになるよう置いてあったので、園長先生たちの姿を見ることなく 落ち着いて試験にのぞめるかと思ったら、なんとピアノに園長先生達の姿が写っていました!その瞬間緊張が走りました。しかし、じっくり集中して聞いている気配でもなく和やかな雰囲気だったので、 落ち着き取り戻して弾くことができました。終わった後は、「もうちょっとすらすら弾けたらいいね!」と、一言頂きましたが、それでも無事採用して頂きました!!
保育園:ピアノ・特技・筆記試験
- 試験前の心構えと準備
- ピアノ・特技・筆記試験と採用試験があったのですが、この中で一番悩んだのは「特技」です。 自分の特技ってなにかな?と考えてみてもなかなかしっかりイメージすることができません。 特に、私は保育に関連している特技を連想していたので、「ピアノ」「うた」ぐらいしか思いつきませんでした。 友達に相談してみると、大学の時に私が作った作品が好評だ、という噂をを耳にしたようで、 それを行なったらどうかというアドバイスのもと、その作品を押し入れの中から引っ張り出しました。 私が作ったのものは大型の紙芝居です!動く仕掛けになっているので、見ている園長先生達も楽しめるかなと考えるうちに 緊張ではなく逆にワクワクしてきました♪ 採用試験当日、すごい荷物になってしまいましたが、紙芝居は絶賛して頂きました! 紙芝居に集中して練習をしていた私は、当日のピアノの自由曲は、私の得意な「きのこ」の弾き歌いをすることにしました(季節が10月だった為選びました)。 筆記試験は…正直納得のいくものではありませんでした。地理や一般常識がでましたが、普段からこういった社会情勢などに気を付けておく事は大切だなと改めて感じました。
- いざ!試験当日!
- 紙芝居を出すと早速「学校で作ったの?」と、聞かれました!すかさず返事をし、その後特に導入は行わず、紙芝居をはじめることにしました。 理事長先生と園長先生の様子をうかがいながら話を進めていました。動く紙芝居なので、主人公の猫の手を動かすとクスっと笑い声が聞こえました! その後、いろいろな仕掛けを行っていると、「へー!」という感嘆の声も!鏡を見ながら練習をした成果がでたと思い、すごく充実した気持ちの中で試験を行なう事ができました! その後は紙芝居の話で場も和み、面接も緊張せずにできました。 今でも紙芝居の事は覚えてくれており、何かある度に「あれ、よかったよー!」と、言って頂いております。
幼稚園:実技試験いろいろありました!!
- 試験前の心構えと準備
- 試験内容が多くてあっという間の1日でした。私がこの園に決めたきっかけは園庭がとても愉快だったことです!園庭に果物の木が何本もあり、井戸水の再現までしてありました! また、トンカチやのこぎりなどいろいろな経験が出来るところに魅かれました。その分求められるものも多い幼稚園だと感じました。実技内容は、ピアノ・リズム体操・紙芝居制作・手遊び・絵本の読み聞かせ・縄跳びでした。 受けに来ていた人たちも多かったので、試験は皆一斉に始まりました。一人だけが注目が行かないという点には安心できたのですが、周りの人と比較される事に闘志が燃えました。 しかし徐々に周りの方の実力に圧倒されはじめ、色々なことが気になり、ペースが乱されました。私は「全力でやる!悔いは残らないように帰る!」と、決めていたので最後まで笑顔を絶やさず試験を行いました。
- いざ!試験当日!
- 面接官は3名いました。園長・副園長・主任です。最初は和やかな雰囲気だったのですが、試験がはじまるといつの間にかピリッとモードに。まずはピアノ・手遊びを行いました。ピアノは初見・自由曲でした。 初見は「さんぽ」・自由曲は「あめふりくまのこ」を弾き歌いしました。手遊びは、触れ合いのあるものを選び、面接官とのスキンシップをはかろうと思いました(最後にくすぐる手遊び)。手ごたえは…◎! 無表情だったのがクスっと笑ってくれました。リズム体操は、私のレパートリーが少なかったからか、面接官の目線もあまり良いものではなく、プレッシャーに押しつぶされそうになりました。でも最後までやり切る!! と決めていたので、悔いは残さないように行ったところ見事採用!初出勤の日に「正直あまり良くはなかったけれど、がんばる気持ちが見えたので採用したよ!」と、言われました。複雑な心境になりましたが伸びしろがある・期待されているんだと思い、今も頑張っています!
保育園:ピアノ(初見・自由曲)・子どもとの関わり・筆記
- 試験前の心構えと準備
- 保育園の先生達の温かな雰囲気に魅かれ、この園に決めました! 採用試験の内容を見て、「子どもとの関わり」…持ち物:運動靴と、記載があったのできっと園庭で子ども達と遊ぶ事が試験内容だ!とわかりました。 しかし子ども達と関係が出来ていないままの園庭遊び。実習での苦い思い出がよみがえりました。 それでも、私の取柄は元気と明るさ!アピールするのも元気よく!と思っていたので、園庭で思い切り走り回り元気よく遊ぶ事を決意!! ピアノはど知らかと言えば好きな方なので、自由曲「子犬のワルツ」をたくさん練習してのぞみました。 筆記は何が出るのか分からないので、運に賭けようと思い受けました。
- いざ!試験当日!
- 張り切りすぎた結果、時間を1時間待ちがえ、大分早く着いてしまいました。応接間に通して頂き他の方がいらっしゃるまで待っていました。「遅れるよりかはいいね。」と、園長先生に言ってもらえましたが、最初から悪い印象を与えてしまったところからスタートをしました。 最初は、園庭遊び。最も私が重要視していた課題内容です”ターゲットは年長の男の子!活発なので思い切り遊べると思ったからです。でも実際は…年少の女の子が砂場で遊ぼうと声を掛けてきてくれました。断る事も出来ないので一緒に遊んでいまいましたが、園長先生達の姿が見えません! ということは園長先生からも私の姿が見えていないと 気づき、園庭の真ん中で遊んで男の子に鬼ごっこをしようと声をかけ、園庭を駆け回りました。 面接の際「自分で気づいてよかったよ!」と、笑っておっしゃってくれました。 ピアノは順調に終わり、筆記試験は、保育に携わる漢字や読み方・四文字熟語などでてきました。全くわからなかったのですが、後から聞くと合格ラインぴったりの点数だったそうです。 家族経営の園だったので、いろいろとつっこまれることはありましたが、最後はにっこり笑顔であっさりと終わりました。その他の印象としては、礼儀をすごくみているとおもいました!