面接シミュレーション
皆さんは、面接前にシミュレーションを行いますか?「あなたの、短所・長所は?」「貴園を選んだ理由は?」と、 友人に頼んで、面接官の代わりをしてもらった方は多いかと思います。また、同じ日に自分より先に面接を受けた方に「どんな質問聞かれましたか(されましたか)?」 「どんな雰囲気でした?」と、つい話し掛けたくもなってしまいますよね。 実際に学校の就職課に行くと、たくさんの園の情報があり、以前受けた方のメッセージが残っているところもあります。
- 試験内容(筆記)・実技内容
- 園長先生・職員の雰囲気
- 受けた感想・アドバイス など
とても貴重な資料ですね!!また、知人の方で施設で働いている方がいる場合は、現在のホットな話題など、 どの様な話をしたら良い・悪いなどアドバイスをもらいましょう!
面接の種類
- 個人面接
- 個人面接とは、面接官(1人~複数)に対して求職者1名で行う面接のことです。 ばらつきはありますが、大体20分~30分程度。複数面接官がいる際は、様々な観点からみられています。 また、グループ面接と違い、一つの質問に対し気になった事は、どんどん掘り下げて聞かれます。逆に言うと、自分一人だけなので聞きたいことはたくさん詳しく聞けます!
- 【個人面接の良い点】
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- 自分の事だけ注目してもらえる
- 園長先生・職員の雰囲気
- 質問したいことがたくさん聞ける
- グループ面接
- グループ面接とは、面接官(1人~複数)に対して求職者数名で行う面接のことです。 大体一グループで30分~60分程度。 自己紹介・志望動機などは一人ひとり聞かれますが、他の質問に対してはランダムにあたります。 個人面接とは違い、 根掘り葉掘り聞かれることはほとんどないでしょう!ですが、人が話しをしている際にも見られています。人の話もきっちり聞きましょう! また話しの内容に圧倒されず、あなたはあなたで大丈夫です!自信を持って話をしましょう!
- 【グループ面接の良い点】
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- 他の人に負けじとライバル心が芽生える
- その場で差をつけることができる
- 自分は自分で貫き通しましょう
- その場で差をつけることができる
- 「聞きたいことがあったのに聞けなかった…」と、いう事があるときには、面接後(全ての方が終わった後)、 面接官の方に質問することをおススメします!やる気アピールにもつながりますよ!
- 挨拶・礼儀
- 面接の受け答えはもちろん見られていますが、もっと見られているところは挨拶や礼儀です。きちんと「おはようございます」 「こんにちは」と、元気に(※施設により落ち着いての方がいいところもあります)挨拶ができるのか、 また「ありがとうございます」 「失礼致します」など礼儀がきちんと備わっているかです。※くつを脱いだ際靴を揃えているか、ドアの開け閉めもチェックされています。
- 【気を付けた方が良いチェックポイント】
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- 身振り手振りは控えめに
- 手(手の位置、もじもじ)
- 質問したいことがたくさん聞ける
面接時の言葉遣い(【よく使う言葉】)
- 『話し言葉』
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- 僕、私→私(ワタクシ)
- この間→以前、先日
- バイト→アルバイト
- 『謙譲語』とは?
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自分または自分に関係のある人や持ち物・状態・動作をへりくだって使う言葉
- 会う→お会いする
- 言う→申し上げる
- もらう→いただく
- 行く→参る
- 知る→存じ上げる
- がんばる→努力させていただく
- 知る→存じ上げる
- 見る→拝見する
- わかる→かしこまる
- 聞く→伺う
- 挨拶・礼儀
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相手または相手に関係のある人や持ち物・状態・動作を敬って使う言葉
- 教える→ご指導
- 思う→お考えになる
- 言う→おっしゃる
- する→なさる
- 見る→ご覧になる
- 後で→後ほど
- ちょっと→少し
- すみませんが→恐れ入りますが
- 大丈夫です→問題はございません
- おっしゃられる→おっしゃる
【NGワード】
- 「とりあえずー」「なんとなくー」「それでー」「だからー」という話言葉に、語尾を伸ばす話し方。
- 「~だったり」「様々な」「~など」と、話を膨らませようとする言葉。
- 「やっぱり」「やはり」と、相手に同意を求める言葉。
【注意点】
- 言葉に気を付けすぎて、思いを伝えられなくならないようにしましょう!
- 話し言葉を略さないことはもちろんですが、保育用語でも略さないように!
- 緊張してもきちんと話が出来るようシュミレーションを行っておきましょう!。
- 細々と話すのではなく、はっきり堂々とした話し方を心掛けましょう
- 元気・笑顔・挨拶は忘れずに!!
面接途中で「もう帰りたい…」と、思われたことがある方も多くおられるでしょう。その原因として、「自分の思いが話せない」「頭が真っ白になった」 「聞かれた質問に対して答えられなかった」「答えた質問に対して批判された」面接官の反応が薄いなどでしょう。
- 回避法!!
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- 質問や話したい内容等メモに書いて準備をしておく
- 聞かれたことに対して答えられなかった時の対応を考えておく
- 言い訳はしない!くよくよせずに他の事でアピールを!
- 面接官の反応は気にしない!やるべきことは全部やり遂げる!!
- まとめ
- くよくよしたら負けです。と、言っても何百人と面接を行い、いろいろな方を面接官は見て来られています。面接官も完璧を求めているのでなく、一番にみてくれるところはやっぱりやる気とあなたの雰囲気です!噛んでも思いを伝える事が大切です。