主任保育士の仕事内容とは
- 保育士の指導
- 保護者対応
- シフト作成
- 保育士が作成した書類の確認
- 保育士人数が足りなかったり、手助けが必要なクラスで保育を行う
- 職員会議やクラス会議の進行
園長が園全体の責任者であることに対し、主任保育士は現場の責任者です。保育に実際に入り保育士の指導をしたり、クラス会議を主催して話し合いの場を設けることも。そのため、豊富な保育経験とどのクラスに入っても保育ができる保育力が必要です。保育士同士が円滑な関係を作れるように相談に乗ることも主任保育士の大切な仕事です。
また、園長と保育士との橋渡し的な役割を担うことも多くあります。
新規保育園ならではの主任保育士の役割とは
新規保育園では、保育士同士も子どもも保護者も全て「初めまして」の状態です。だからこそ主任保育士は、既存園以上に積極的にクラスに入り、担任保育士と一緒にクラスを作り上げていくことが求められます。
新規保育園は、他の保育園で経験のある保育士が多いことも特徴です。そのため、保育士同士の保育観が合わず、円滑な人間関係が作れないことも。保育士の関係はそのまま子どもの保育に影響しますので、早い段階で話し合いの場を多く設け意見交換をすることで、お互いの保育を認め合える環境作りの手助けもしましょう。
また、全員が新入園児ですので保護者との関係もできていません。少しの不信感からクレームやトラブルにつながることも多いので、保護者の話を親身に聞き丁寧に関係を作るようにしましょう。クラス担任には言い辛い事でも主任保育士にならば話してくれる場合も多いので、保護者の様子を注意深く見て声を掛けることが大切です。
新規保育園で主任保育士になるためには
新規保育園を運営するためには主任保育士の配置が必要です。そのため、多くの新規保育園が設立されている現在、主任保育士の求人は少なくありません。
求人に応募するために必要なのが、保育士としての経験。中には保育士経験5年以上、7年以上などの条件を提示している場合もあります。その条件を満たしているならば、主任保育士を目指すことが可能です。
主任保育士を目指して求人に応募をするときには、今までの保育経験をアピールすると良いでしょう。保育士としての経験年数、担当してきたクラス、園の中で自分がどんな役割を担ってきたのかなど。クラスリーダーや副主任保育士などを務めた経験がある場合には、その役職を通して学んだことも大きなアピールポイントとなります。保育士として経験してきたことを、自信を持ってアピールしてくださいね。
保育士の主任手当はどれくらい?一般職と比べて責任や仕事量の違いは?