ボディペインティングとは?
ボディペインティングとは、手足や身体に絵具をつけて全身で絵を描くことを楽しむ表現遊びです。
紙に絵を描くだけではなく、身体に絵を描いてみたり手や足で絵具の感触を楽しんでみたりと、ボディペインティングの楽しみ方に決まりはありません。
子どもが「やってみたい!」と感じたことを自由に表現し、楽しむことが1番です。保育士は、子どもが意欲的に取り組み想像力を膨らませて楽しむための手助けをします。そのためには、準備を万全に整えて当日を迎えましょう。
ボディペインティングに必要な準備
ボディペインティングの活動を取り入れる際には、事前に日にちを決めて準備を整えましょう。
戸外での活動ですので、晴れた日がおすすめ。天気が悪い時には延期ができるように、予備日も決めておくと良いですね。
日にちを決めたら、活動内容も含めて必ず保護者の方にも伝えましょう。汚れても良い服を用意してもらうことは必須です。
【用意する物】
- 絵具
- 水のり
- バケツまたはタライ(絵具作成用)
- ブルーシート
- 大きな画用紙(模造紙や段ボールでも可)
- 水を入れたタライ
【活動前の準備】
- バケツやタライに絵具と水のりを合わせて、ボディペインティング用の絵具を作る(トロトロになればOK)
- ブルーシートの上に大きな画用紙を敷く
- 絵具を洗い流しながら他の色を使えるように、タライに水を入れておく
絵具は、赤・青・黄の三原色を用意しておくと良いでしょう。
絵具に水のりを入れることで身体についた絵具は落ちやすくなりますが、完全には落ち切りません。ボディーソープを用意しておくと安心です。
ボディペインティングの遊び方
ボディペインティングを楽しむ1番の方法は、ダイナミックに楽しむことです。
自由に色を選び、全身で絵を描いたり、絵具の中に手や足を入れて感触を楽しんでみたり…。遊び方に決まりはありませんので、誤飲や怪我がない限りは、子どもの遊びを見守りましょう。
紙や身体に自由に色を付ける中で、色と色を混ぜると他の色に変わることに気が付くかもしれません。三原色を用意することで、色の面白さをより感じることができますよ。
また、タライに入っている絵具と乾き始めている絵具の感触の違いに気が付くかもしれません。子どもの気付きや想像力を大切にしてあげたいですね。
初めは汚れることを嫌がる子どもも少なくありません。そんな時は、保育士が実際に遊んで見せてあげましょう。保育士が楽しそうに取り組んでいる姿は子どもの興味を誘います。
そして、少しでも興味を持っている様子があったならば、指一本だけ絵具に付けることから始めてみてくださいね。
無理に参加させるのではなく、「楽しそう。やってみたい。」と感じられるような関わりを心がけましょう。