プルトイを使ってハイハイで追いかけっこ
子ども達に大人気のおもちゃ、ひもを引いて動かすプルトイ。自立歩行ができないうちは自分で引いて動かすことは難しいですが、大人が引いたプルトイを追いかけて遊ぶことが大好きです。
遊び方は簡単!プルトイを引きながら、子どもの前を歩きます。プルトイは床の上で動くので、ハイハイをしている子どもの目線にちょうど良いのです。子どものペースに合わせてゆっくりと動かしたり、少しスピードを速めてみたり…。子どもたちはプルトイが動く様子が面白くて夢中で追いかけます。
なかなかハイハイをしない場合には、保育士も一緒になってハイハイをしてみましょう。プルトイを引く保育士と、子どもと一緒にハイハイをする保育士に分かれて、行ってみてくださいね。
トンネルくぐりで子どもの好奇心を刺激する
プルトイや保育士との追いかけっこに飽きてきてしまったら雰囲気を変えて、トンネルを使ってのハイハイ遊びを取り入れてみましょう。トンネルは市販の物やマットを立てて作った物、段ボールを使って作った物など何でも大丈夫。手作りの場合は特に、倒れて怪我をしないように保育士が傍について支えましょう。
トンネルの用意ができたら、早速ハイハイでくぐってみます。ただ、初めは怖がって入らない子どもがほとんどです。そんな時は反対側から名前を呼んだり音の出るおもちゃを使うなど、子どもが安心できる働きかけをしてあげてくださいね。1度くぐれてしまえば、子どもはトンネルの楽しさに引き込まれます。トンネルをくぐっている間の不思議な感じやトンネルをくぐり終えた時に保育士が顔を見せてくれる楽しさに、夢中になってハイハイをすること間違いなしです。
少し難易度の高い、マットの坂道のぼり
平面の床でハイハイを十分にできるようになったら、少し難易度を上げて坂道に挑戦してみましょう。平たい場所でのハイハイ以上に身体のバランスを保つことが難しいので、体幹を鍛えるためには最適です。
用意する物はマットと座布団。重ねた座布団の上にマットを被せて坂道を作ります。怪我を防ぐために坂道の両脇にもマットを敷けば、ハイハイ用の坂道の完成。
両側から上ってしまうとぶつかったりと怪我につながりますので、必ず片側から上るように保育士が誘導します。上る側と降りる側の両方に保育士が付いて見守ると安心です。保育士が実際にハイハイをして見本を見せてあげてくださいね。初めは怖がって上らない子どももいますが、慣れてくれば喜んで上ってくれますよ。