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エプロンは保育士の必需品!エプロンを付ける理由とは?
エプロンとは、洋服の汚れを防ぐために使う前掛けの一種です。袖が付いていなので身体の前面に付く汚れを防ぐために使います。
衛生面としての着用
エプロンは保育士が常に付けている制服のような役割もありますね。保育中に常にエプロンを付けている1番の理由としては、衛生面です。保育中には、泣いている子どもを抱っこして涙や鼻水が付くこともありますし、泥遊びをして泥が付着することもあります。
そのままの状態で子どもと関わってしまうと不衛生ですよね。エプロンが汚れを受け止めてくれれば、エプロンを変えるだけで衛生的に子どもと接することができます。保育中には汚れることも多いので、何枚か替えのエプロンを用意しておくと良いでしょう。
エプロンの機能性
そしてもう1つの理由は、機能性です。エプロンに付いている大きなポケットは保育中に必要な物を入れるのに最適です。ティッシュやハンカチ、メモ帳などをポケットに入れておけば、保育中に子どもの傍を離れて取りに行く必要がありません。エプロンを選ぶ時にはポケットが付いている物がおすすめですよ。
スモックを使用する活動とは?
エプロンに比べると活躍する機会の少ないスモック。ではスモックはどんな活動に適しているのでしょうか?
絵画に最適
そもそもスモックとは、丸首で袖があり、頭からすっぽりと被れる衣服です。絵を描いたり農業をするなど、汚れやすい作業の時に適した衣服としてアメリカやヨーロッパで広まったことが始まりです。
昔からの用途と同じように、保育園では絵の具で絵を描く時などに子どもが使用することの多いアイテムですよね。保育士が着用するよりも子どもが着用するイメージが強いスモック。しかし、子ども達がスモックを使用する場面では保育士も一緒にスモックを使用することをおすすめします。
汚れに気にせず活動に取り組める
なぜなら、絵の具は日常生活の中で付着する汚れと違って落ちにくいからです。子どもと一緒に絵を描いていると、知らないうちに洋服やエプロンに絵の具が付いてしまうということも…。
しかしスモックは袖がありますので、洋服に絵の具が付くこともありませんし、絵の具用のスモックを持っていることで、保育中に使っているエプロンが汚れることもありません。
スモックに付いた絵の具も落ちませんが、絵の具での活動用を決めてしまえば、絵の具が付いたスモックを着ていても問題ありません。
また、エプロンからスモックに着替えることで活動の区切りにもなりますよ。
割烹着はいつ使用する?その役割とは
スモックと同じように袖がある割烹着。スモックとの違いは使用する場面にあります。
食事介助に最適
割烹着は女性が家事をする時に、着物を汚さないために日本で生まれた衣服です。袖があり、背中の2か所を紐で結ぶ形が主流ですが、最近ではボタンで留めるタイプもあります。
保育園で割烹着を使用する場面は、食事援助のとき。衛生面に特に気を遣う必要がある食事援助では、袖まで覆える割烹着が最適です。
保育中のエプロンから割烹着に着替えることで、保育中に付いた目に見えない汚れからも、食事を守ることができますよ。割烹着にプラスして、三角巾も着用した方が良いですね。