落ち着きが無い子どもへの接し方

2017/04/21

何をしても集中できず、常に違うのものに興味を持ったり立ち歩いたり走り回ったりと、落ち着きがない子どもに対して、どの様な言葉掛けをしていますか?まずは、その子自身がどうしてその行動を取っているのかを理解し、その子にあった伝え方を探していきましょう。

話し方・伝え方の7つのポイント

落ち着きがない子どもに対して注意をする時に気をつけたいポイント

  • 子どものそばまでいき穏やかな声で話をする
  • 難しい言葉や曖昧な表現はNG。その子にあった言葉をえらび、順を追って短い文で伝える
  • 感情的にならずに問いかけるように話す
  • その子を受け入れている事を表しながら話しを進める
  • 周りの子ども、状況を伝えるのではなく、まずは今その子がしている行動のことについて話をする
  • 子ども自信が、分かっていることや良い面がみえたら褒める
  • 話をする際は必ず体の一部に触れながら、静かな環境または壁と向かい合わせになるように位置を取る

触れ合いながらコミュニケーションを多くとろう

スキンシップを嫌がる子どもはおらず、みんなギュッとされたら嬉しいものですよね。

子どもと普段の話をする時に、ただ面と向かって話すだけでなく、軽く抱いたり膝の上に座らせてお話しするだけで、子どもの気持ちは大きく変化をします。

自分の事を受け入れてくれているという安心感や一対一の特別な時間にもなり、安心した子どもは自分から話をしてきてくれるでしょう。

また、照れる子どもに対して先生は好きだよ~と、ギュッとしてあげるといいですね。触れ合いあそびのコミュニケーションのひとつとして、わらべうたもおススメです。

足裏マッサージで落ち着きを軽減

第二の心臓と言われる足の裏には、たくさんのツボがあり、大人もマッサージされると気持ちよくてなんだかすっきりしますよね。

その効果は子どもも一緒で、足の裏を刺激すると、走り回っている子どもも気持ちが落ち着きゆったりとした時間を過ごす事が出来ます

急に遊びを中断し、寝っころがされてマッサージ…となると子どもも何が始まるの!?と、構えてしまいますので、その子どもが興味のある話しや好きな歌を歌い気を向かせ、足の裏をトントンたたいたり軽くさするようにすると子どもも安心するでしょう。

また、そのままベビーマッサージのように身体をさすってあげても良いですね。これもスキンシップも兼ねて出来るので、続けていくと信頼関係も深まっていきますよ。

※マッサージというと押すイメージがありますが、子どもの体は繊細なので撫でるさする程度が効果的です。



今はじっとしていないといけない時間、走りまわっても良い時間と、最初は分かっていても集中がきれてしまうと自分の好きな行動をとってしまうのが子どもです。その都度、気持ちに寄り添いながら伝えていくことと同時に、落ち着きがない子どもに対して、周りの子どもも気になっている事を頭に入れておきましょう。他の子どもと上手く友達関係を築くフォローも必要となってきます。

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