先輩の心を動かす保育士1年目の特権

2017/04/14

実習で保育の雰囲気は経験したものの、いざ保育士として勤務をすると右も左も分からないのが現状です。その施設独自の保育・やり方があり一からのスタート。分からないことは普通のことなのです。でも先輩に毎回教えてもらい、前にも聞いたことをまた聞きづらい、気が引ける…早く一人前になりたい。その気持ち、実は先輩の心も動かしているのです。

1年目の保育士が先輩に勝てるもの

全てにおいて先輩に負けていると大半の方は思いがちかとおもいますが、1年目にしか勝てないものがあります。

それは『情熱』です。

今からいろんな事を経験していく中で、楽しみ・不安などいろんな気持ちが芽生える事と思いますが、「やるぞ!」という気持ちは変わりなく持っているもの。

そんな姿をみるとベテランの先輩保育士も自分もこんなことがあったな、とたくさんの失敗談を話してくれ、その話が自分の前向きな姿勢・立ち向かう自信にもつながることでしょう。

最初はみんな同じ1年目、あなたの笑顔・元気・やる気で先輩達の気持ちも引き出していきましょう。

得意なことを活かそう・強みを作ろう

誰にでも得意不得意はあり、先輩も保育においてオールマイティーな方は少ない事と思います。

例えば…ピアノが得意、でも制作が苦手。身体を動かす事は得意、でも虫が苦手。乳児の保育は得意、でも幼児の保育は苦手…などひとにより様々です。

あなたが誰にも負けない!と、思う事はなんですか?

それを極めて、〇〇をする時はあの先生に相談しよう。まかせよう。と先輩から頼られたり働きかけをしてきてくれることでしょう

手遊びやペープサートももちろんOK!今からでもどれか一つ、自分の得意を見つけて伸ばしていきましょう。

どんどん失敗しよう

何もかもが初めてなのが、1年目。

2年目になると、もう一年同じクラスの担任になった時や行事のことなど一度経験をしてるので知っているものとみなされる事が多々あり、主となって任されることももちろんあります。

ですが、1年目は先輩が教えてくれ、分からない事もきちんと聞ける環境を作ってくれています。

誰でも最初から納得いくような保育は出来ず、失敗して学んでいくものなので、思い通りにいかず先輩から注意をたくさん受ける事もあると思いますが、それはあなたが頑張っている証拠なのです。

失敗しないと合っているかすら分かりません。失敗したら次に同じことをしないよう シミュレーションを行い、次に取り組んでいきましょう。

1年目の保育士に学んでほしいこと≫



先輩も1年目に学ぶことはたくさんあり、その都度自分の見直しも兼ねています。先輩の保育を見て後輩は育つのでもちろんお手本になる先輩。言葉がけはこの先生が素敵だな、連絡帳の書き方はこの先生の内容が読みやすいなど、みんなの良いところをマネし、なんでもチャレンジしていきましょう。

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