子供の生活時間を乱す親への対応の仕方

2021/09/29

最近は共働きで夫婦そろって正社員で働いている家庭も多いので、夜型生活になり生活時間が乱れている子供も増えてきました。大人と子供の生活時間の違い・気をつけてほしいポイントを踏まえ、毎日の生活を見直して改善する意識を持ってもらいましょう。

家庭環境は様々。まずは保護者の気持ちを聞いてみる

今では認可保育園が13時間保育をしている園も、珍しくなくなってきました。

延長保育の子供達は遅くまで保育園で過ごし、帰宅すると晩御飯は21時近くなってしまいます。家庭の事情もあるので、一概に「子供の生活時間を正してほしい」とお願いをするのは、毎日仕事を頑張っている保護者にとって、否定された気持ちにもなりかねません。

まずは、保護者との関係を築き、気持ちに寄り添いながら、子供の生活時間が乱れていることで園生活が困っていることを話してみてください。

話した上で、一緒に改善していきましょう!

という気持ちを保護者に向け、話をもとに改善策への提案を行い試していくことが必要になると思います。子供の生活時間は家庭の事まで踏み込んだ話になってきますので慎重に行いましょう。

保護者と気負わずに話してコミュニケーション  >>

園便りやクラスだよりといったお知らせに取り上げてみる

保育園では月に1回クラスだよりや園だよりを発行し、行事予定やクラスの様子などをお知らせされていると思います。

保育園で子供達がどのように過ごしているのか、何の行事が行われるのかなど、自分のクラスだけでも保護者の方は目を通している事でしょう。

このお便りに、「子供の生活時間について」を取り上げてみるのも、気づいてもらえる一つの策になります。

生活時間の改善というよりはもっと噛み砕いて、「子供の睡眠時間について」「子供の朝食について」といった生活リズムを正すことで、このような効果があるといった狙いで保護者の方が気になる内容を毎月定期的に書いていくことで意識を植え付けるきかっけにもなります。

 



保育士は生活が乱れている子供を見ると、保護者に対してもう少し子供の事を考えてほしいと、思う事は自然なことだと思います。家庭の事情は大人の事情でもあるので、保護者の気持ちに寄り添いながら、子供の気持ちも伝えていけるといいですね。

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