実習中、担当の先生ではない先生から注意を受けた時の対応

2017/05/26

将来、「せんせい!」と呼ばれて子どもたちと楽しく過ごす日々を夢見ている保育士の卵たちを待ち構えているのが、現実は厳しい「保育園実習」ですよね。憂鬱…と思っている方も多いのではないでしょうか。担当となった保育士から注意を受けるのは仕方ないけど、他のクラスの担当外保育士からのお説教、その捉え方を考えてみたいと思います。

実際に習うこと=実習

注意された事が内容によっては嫌な気持ちになってしまう…ってことも。でも、きっとこの先に必要な情報だからこその注意です。

だって、保育園側は保育園全体で一人の実習生を受け入れているのですから、担当の先生では気付けないこともはたから見ている第三者の目だからこそ気付ける点というものはあります。

ですので、注意をされた=嫌な事と受け取らず、「ご指導ありがとうございました。」とまずは真摯な気持ちで前向きに受け取る姿勢が大切なこと。

実習と言っても、そこは実際に子どもの命を預かる保育の現場なので、保育士にとって必要な事をどの保育士だって実習生に学んでほしいと考えて発言しているのです。

何かあれば必ず、誰かに相談する

もしも、理不尽な内容だった場合、まずは担当の保育士に相談し、それでも改善されない場合は主任もしくは園の管理者である園長先生に直接、相談・報告にいきましょう。

担当の保育士やその他の先生の位置づけなどは入ってすぐの立場ではわからない部分もありますが、主任であれば事情を聞いた上での判断で園長に話が行き、必要であれば園長からきちんと担当の先生に指導を入れることが出来ます。

保育現場はまだまだ女の社会的要素が色濃く残る場所です。

最近では、理不尽な対応も減ってきたかと思われますが、別な事で嫌だな…と思ってしまう事はあるかもしれませんので、保育以外の指導、個人的な言いがかりでしたら、園長・主任を頼っていいでしょう。



注意をされた内容にもよりますが、長く仕事を続けているといずれ順番に後輩が出来、指導する立場になっていくものです。人に何かを教えることの難しさは、子どもに対しても感じることですが、新人指導にあたっても同じことが言えます。
言い方一つで物の捉え方も、伝わり方も変わる物。自分が経験したことは嫌な記憶であっても、いつかそれが役に立つ日がきます。いいことも悪い事も「経験」、どの指導が入っても大切なのはその「内容」です。内容によって自分の糧にするのかしなくていいものなのか、見極めるのも自分です。もしも悪い事であったなら、そんな経験を後輩にさせない自分になる!と強い気持ちを持ちましょう。

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