実習の心得は仕事の内容ですが、実際先生方や子ども達とはどのように関わったらいいのかなどの人間関係も気になりますよね。担当の先生はどんな人かな、優しいかな、厳しいかな、子ども達と馴染めるかな、など考えてしまうこともあるかと思います。関係作りのポイントを押さえて笑顔で行きましょう。
先生との関わりのポイント
- 担当の先生はもちろん、施設の先生には挨拶を必ず行いましょう。
- 担当の方が主に指導を行いみてくれますが、他の先生にも見られている意識を持ち手伝えることは積極的に行いましょう。
例「〇〇持ちましょうか?」→「〇〇持ちます。」
- 担当の先生と他のクラスの先生と業務の事に関して異なった発言の場合は必ず、担当の先生に確認をしましょう。
- 明るく前向きな姿勢。
手遊び・絵本など自分がやりたい時
例「手遊びしてもいいですか?」→「〇〇の手遊びさせてください。」
※より向上心に聞こえます
- 手持無沙汰になった時
例「何したらいいですか?」→「〇〇しようと思うのですがいいですか?」
自分で考えて行動しようとしている姿にみえます。すると、今はこれやって欲しいなど伝えてくれるでしょう。
- 昼寝の時間など先生とのフリートークになる事も!
なぜ保育士になりたいの?バイトしてるの?普段何してるの?など保育関係の話もあればプライベートの話など、たわいもない話しに花が咲く事もありますが、話に夢中になり過ぎて、口ばかり動かす事は要注意!手も同時に動かしましょう。
担当の先生もみんなそれぞれ個性があります。顔色をうかがって行う実習では無く、自信の学びたいこと・やりたいことを伝え実践できる実習を行っていきましょう。
子どもとの関わり方のポイント
- 先生という気持ちは大切ですが、子どもと関わる際、知っているふりをせずに分からない事は分からないと素直にいいましょう。すると子ども達は嬉しいそうに何でも教えてくれます。
- 子どもから「先生あそぼ!」と声を掛けてきてくれると嬉しい気持ちになりますが、なかなか輪の中に入らず一人で遊んでいる子どもや引っ込み思案な子どもの関わりを大切にしましょう。心を開いてくれるのに時間はかかるかと思いますが、少しずつ信頼関係を築くということを学ぶことが出来ます。喜びはとても大きく感じることでしょう。
- 関係を築いていない間に注意をしてしまったら、子どもに嫌われてしまうかも…と思い、ついつい優しくなってしまいがち。ですが、ダメな事はダメと注意をしないと子ども達に甘く見られてしまいます。怒鳴る事はもちろん違いますが、
「〇〇したらだめだよ?」ではなく「〇〇したらどうなる?」など考えさせる言葉の投げかけをしていきましょう。
※間違っても「〇〇先生に言うよ。」は、責任逃れのように感じます。注意しましょう。
子ども達も実習生が来て嬉しくていつもより無茶をすることもあります。また、甘えてくる子どももいますので、担当の先生に自分の思う対応をしていいのか確認することが良いですね。
実習で学びに行くことは、保育園・幼稚園の先生というお仕事の内容。そこにはもちろん子どもとの関わり方も入っています。その子に合わせた言葉掛けに援助の仕方など、先生それぞれ違います。担当の先生はもちろん他の先生の言葉掛けにも耳を傾けてみてください。