園が求める保育士とは

園が求める保育士とは
2021/09/29

保育園が求める保育士とはどのようなものでしょう。どの園も「やる気・情熱・根気・子どもが好き」ということは共通ですが、それ以外は「自分たちの求めている人材イメージ」があり、その内容は園により異なります。内定をもらえなかった人はその人の能力がダメだったのではなく、性格などで「うちの園の雰囲気とは合わない」と判断された可能性もありますね。

保育士に求められるものって?

保育園側が求める保育士の雰囲気・イメージ…

「大規模の保育園」が求める保育士…元気・行動力・テキパキさ・爽やか
「小規模の保育園」が求める保育士…柔らかい雰囲気・穏やか・丁寧・優しい
「認定こども園」が求める保育士…しっかりしている・行動力・テキパキ

でも一番はやっぱり、園の保育方針に沿って保育を行っていけるかどうかです。そこを一番共感を得ないと働く上で互いにずれが生じてきます。もちろんその園で働きたい!という気持ちが芽生えたという事は、方針に賛同し自分もこの保育を行いたいと感じているはずですね。

保育の一例として、「モンテッソーリ」「シュタイナー」「フレーベル」「フレネ」「ニキーチン」「コダーイ」などあり、保育の内容としては縦割り保育・育児担当制などがあります。

どんな保育?と思っても実際に自分の目で見るまでは分からないところはあるので、気になった園があったら見学に行き雰囲気を見ることがいいですね。その際に、自分はこの保育が気になったなど話をするとより、保育の特徴、例えば言葉掛けや部屋の導線の話など詳しくしてくれるでしょう。

園の情報は少しでも調べていきましょう。また、特徴のある保育を行っている園は「うちの園では…」と、お話をしてくれる事もありますので、保育の事を詳しく知れるチャンスでもあります。疑問に思ったことはどんどん聞き積極的な姿勢をみせましょう。

人柄重視っていうけどほんと?

保育士は保育の技術も大切ですが、子どもとの対話はもちろん、保護者とのコミュニケーションが必要となってきます。また、保護者の一パートナーとして、子どもを見守り一緒に育んでいきます。その点からみると、その人自身がどういう人なのか面接時によく見られています。入社してからお互い「違った!」と、思わないように自分を出していきましょう。

また、保護者との関りとして、日常会話から子どもの相談、近年では保護者自身の相談まであります。適切な対応を取れることが望ましいのでそうゆう観点からも園の雰囲気・職員同士仲良くやっていけるかも重視しています。

施設見学に面接と保育園に行く大きなチャンス!保育中の時間を狙っていくと園全体の雰囲気がわかるので、10時以降の時間帯を希望するとよいでしょう。

好印象を受ける保育士とは?

職員・保護者に好印象を受ける保育士。それは「気が利く」がキーポイント。気の利く方は、やはり何に対しても一足先を考えています。でも気が利くって一体どういう事?例を見ていきましょう。

「気が利くってなに?」「何をしたらいいかがわからない…。」そんなあなたにすぐわかる使えるポイント。

「今相手が何をされたら助かるかな?」「自分が何をされたら嬉しいかな?」まずは、一度考えてみましょう。すると自然とでてきます。

例えば…
・荷物を持ち両手がふさっがている先生。その先生を見た時になにを考えますか?「持ちます」と言って荷物を半分持つことももちろんですが、ドアをさっと開ける事も1つです。

・子どもがくしゃみをして 鼻水が出た時に身動きが取れない先生に対してテッィシュを渡すこともひとつの気配りです。

フリーの職員・補助で入る先生は特に、自分がどの立場で部屋に入って保育しているのかを考えて行動できると更に評価もアップ!!

でもやりすぎには要注意。さり気なく行うことがポイントです。

今後の保育士に求められる能力

実際今後保育士に求められている事は、知的能力だと思います。

保育園によりこちらも様々ですが、近年高学歴の保護者の方が増えてきています。子どもを預かっているだけでは納得されない時代になってきています。

保育園に通いながら習い事が出来る。保育のカリキュラムに英語・勉強の時間が含まれているなど保護者にとって魅力的な保育園が増えてきています。それに合わせ、保育士の知的の能力の面でも求められるようになっている事が現状です。

子どもが十人十色のように保育園も保育士もみんな違います。

「いかに自分の思う事がはっきり思い描けているか」「きちんと伝えられるか」「保護者の方とうまくやっていける方法はいったいどうしたら良いのか」など、考える事が大切です。

また、いろんな子どもがいます。親がいます。先生がいます。自己判断に任さず(場合によりますが)相談はとても重要なことです。



保護者への伝え方一つでその方との関係が決まります。信頼を持ってもらえるようクラスの先生・主任・園長先生などに常に現状を伝えておくことは必要不可欠です! 保育士サポート.comでは各求人情報の詳細ページへ、園が求める人物像なども記載していますので、求職活動の参考にして下さい。

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