実習中に戸惑う事って本当にたくさんありますよね。忙しく動く保育士にどのタイミングで声をかけたらいいのか…それすら迷う毎日だと思います。タイミングにしても質問するにしても自分の中で質問するその内容が明確になっていることが大切なのではないでしょうか。
仕事の場面で質問のタイミングは大切
例えば、子どもたちに何らかの指示を出している時、次の活動の為に準備をしている時、活動の真っ最中など、保育士が何をしているか読み取る事がポイントです。
保育の妨げになるようなことになってはいけません。一日の流れの主にあるのは子どもたちです。
怪我をした時や子ども同士でトラブルが起きた時などの対処法を知りたい!みたいな緊急を要する質問以外は、メモに書き止めておいて時間にゆとりがある時に改めて聞いてみるといいかもしれません。
次に何をしたらいいのかわからない
普段の生活の中で、自分の動きが分からなくて困ってしまう事ってありませんか?
聞きたいけど聞いていいかどうかも迷ってしまう…そんな時は一日の流れに沿って先回りして考えて動いているかどうかが重要です。
初日はただ観察するだけで先回りして動くなんてきっと不可能ですよね。与えられた仕事をこなすだけで精一杯だと思います。でも、数日すると時間配分も一日の流れも掴んでくるのではないでしょうか。見通しが持てていると必要な動きが見えてくるものです。
・印象が良い例
もうすぐ給食の時間だな…と解っていれば、「机の準備をし始めてもいいですか?」と内容をはっきり伝えることが出来ます。
・避けた方が良い例
やみくもに「なにかすることはありますか?」と聞くこと。流れを分かっているのであれば積極的に伝えましょう。
指示を待っているだけにならないように
保育士によってもいろいろな人がいます。
一概には言えないのが現状ですが、やってほしい事をきちんと最初に示しくれる保育士は、実習を受ける側としてはありがたいですよね。その場合はきちんとメモをとっておきましょう。忘れなければ、次に言われなくても動くことが出来ます。
やらないならやってしまう!という保育士も多いと思われるので、のんびりしていたら仕事がない…なんてこともありますよ。自主性を重んじる傾向にあることを踏まえておくといいかもしれません。
ただ、良かれと思って動いたら裏目に出た、という事もありますので注意してくださいね。
全体の動きを見て、今の自分でも出来そうなことを見つけてみて下さい。質問するなら明確に短めに要点を絞って聞けるといいですね。