プールって楽しい!子どもがワクワクする4つの遊び

夏の楽しみの1つであるプール活動。プールに入るだけでも楽しいけれど、子どもが好きな遊びを取り入れれば、もっと充実した時間になります。水が怖くてプールに入れない場合も、遊びを取り入れることで水に親しむきっかけ作りにもなりますよ。プール活動がさらに楽しくなる!子どもがワクワクすること間違いなしの遊びを4つご紹介します。

0,1,2歳児におすすめ!ペットボトルじょうろ

0,1,2歳児の子ども達に特におすすめなのがじょうろ遊びです。水を怖がる子どもが多い年齢でもありますが、じょうろで足に水をかけることから始めると無理なく水に親しむことができますよ。

市販のじょうろも楽しいですが、ペットボトルで作ったじょうろならばたくさんの数を使うことができるので、取り合いになる心配もありません。穴のあけ方で水の出方が変わるので、子どもが喜んでくれること間違いなしです。

【作り方】

  1. ペットボトルをきれいに洗う
  2. 好きな場所にキリで穴を開ける(たくさん開けた方が面白いです)
  3. 水を入れればじょうろのできあがり

0,1歳児クラスでは水を入れることが難しいので、入れてから渡してあげてくださいね。ペットボトルのふたは誤飲の可能性がありますので、使用しないようにしましょう。

いろいろな材料を使って作る水鉄砲

いろいろな材料を使って作る水鉄砲

水鉄砲は、どの年齢でも楽しめる水遊びの定番です。市販の物もたくさん販売されていますね。しかし、廃材を使えばちょっと変わった面白い水鉄砲が完成します。

材料は、マヨネーズ、ケチャップの容器や食器用洗剤の容器など。口が細く、容器を押すと水が飛び出すものならば何でも大丈夫!中を良く洗って水を入れれば、水鉄砲の完成です。

容器がない場合には、子どもの力でつぶせる硬さのペットボトルを使い、ふたにキリで穴を開けても代用できますよ。容器によって水の出方が違いますので、選ぶ楽しさもありますね。

もう1つ、子どもに人気なのが霧吹きです。植物に水をあげる時に使う霧吹きですが、ふたの部分を調節すると水の出方がストレートになったり霧になったりと変わります。

ちょっと変わった水鉄砲として大人気。廃材ではありませんが、いくつか用意しておくと楽しめますよ。

休憩時間も楽しめる!ペットボトルマジック

水に入って遊ぶことだけが水遊びではありません。こちらはプール遊びの休憩中に楽しめる遊びです。子ども達があっと驚いてくれること間違いなし!

用意する物は、ペットボトルと絵具。絵具は事前にペットボトルのふたの内側に塗っておきます。

【遊び方】

  1. 子ども達にペットボトルに水を入れてもらう
  2. 内側に絵具を塗ったふたを保育士が閉める(子どもに絵具が分からないように)
  3. 子どもにペットボトルを振ってもらう
  4. ペットボトルの色が変わり子ども達から歓声があがります

いくつかの色を用意しておくと、さらに盛り上がります。水をいれて絵具付きのふたをしめたペットボトルを事前に用意しておけば、0,1,2歳児でも楽しめますよ。

3,4,5歳児クラスにおすすめ!フラフープくぐり

3歳以上児におすすめなのが、フラフープを使ったトンネルくぐり。楽しみながら水に顔をつける練習にもなります。

【遊び方】

  1. 子どもが腹ばいになって顔が出せる深さまで水を入れる
  2. 保育士がフラフープを持つ(フラフープが半分くらい水から出るように)
  3. 子どもは腹ばいになってフラフープをくぐる

慣れてくると、自分から顔を水に付けられる子どもが増えていきます。

フラフープを2本に増やしてとんねるくぐりの距離を長くしていくと、自然と長く顔をつけていられるようになりますよ。

安全なプール活動のために|知っておきたい注意点

楽しいプール活動が、さらに楽しくなる遊びをご紹介しました。特別なおもちゃを用意しなくても、廃材や普段の保育に使っている道具を活用することで、遊びが広がります。子どもの年齢や興味関心によって楽しめる遊びは違いますので、子どもの様子を見ながら取り入れてみてくださいね。保育士も一緒に楽しみながら、子どもたちに水を触れ合う楽しさを感じてもらいましょう。