保育士にとってメイクとは?
保育士は保護者や子どもから見られている存在です。だからこそメイクも保育士らしい自分を作る1つのアイテムです。いつも顔色が悪く疲れている印象の保育士よりは、顔色が良く元気な印象の保育士の方が子どもにも保護者にも好印象ですよね。
結論を言うと、保育士も仕事中にメイクをしても大丈夫。ただ、子どもの安全を一番に考えたメイクと保護者から印象の良いメイクが前提です。
子どもの安全を考えたメイクとは?
保育士は子どもの命を預かる大切な仕事です。だからこそメイクも子どもに危険が及ばないようなものを選びましょう。
具体的には、つけまつげはNG。もしも保育室内に落として子どもが誤飲をしてしまったら大変です。メイクではありませんが、同じ理由でピアスなどのアクセサリーやネイルも禁止です。ネイルをしていなくても爪が長いと子どもを引っ掻いてしまう危険性がありますのでの、短く切っておきましょう。
また、ラメの入ったメイクやグロスは子どもの肌や衣類に付く可能性がありますので、控えましょう。
保護者に印象の良いメイクとは?
保護者の保育士への印象はそのまま保育の評価に繋がります。同じように保育をしていても、派手なメイクをしている保育士に対しては、「子どもをしっかりと見てくれているのかしら」と不安を感じるものです。一所懸命に保育をしていても、メイク1つでそんな不安を与えてしまってはもったいないですよね。
保護者が保育士に求めるメイクはずばりナチュラルメイクです。健康的で清潔感がある、この2点を守ったメイクをすれば保護者は良い印象を抱きます。
具体的には、
- ファンデーションはラメがなく自然なもの
- まつ毛エクステやマスカラはNGではないがあまり濃くならないように
- チークは血色がよく見える程度につける
- 眉毛は必ず書く
- アイラインやアイシャドーはブラウン系で薄めに
- グロスはNG薄いピンク系の口紅はOK
といったところです。
保護者によって感じ方は違いますので一概には言えませんが、休日のメイクよりも自然な色合いを意識し、ファンデーションも子どもの衣類につかないように薄めにしましょう。また、保育中は忙しくメイク直しをする時間はありません。メイクが落ちても不自然にならない程度の薄さがおすすめです。
保育士に必要なメイクとは?
メイクは自分の印象を良く見せたり身だしなみを整えるという意味だけではなく、肌を守るという意味もあります。
その1つが日焼け止めです。子どもと外遊びをしたりお散歩に行ったりと、紫外線を受けることが多い保育士にとって日焼け止めは必需品です。
朝は時間がなくてメイクができない、そもそも休日もほとんどメイクをしていなくてスッピンでいるのが普通という人も、日焼け止めだけは塗ることをおすすめします。
紫外線を多く浴びているとその時には分からなくても、年齢を重ねてからシミが出て来たり、皮膚がんを発症する可能性も…。
保育園の方針でメイクが禁止という場合もありますが、そんな時にはより一層日焼け止めでの紫外線対策を意識した方が良いでしょう。