実習生に伝えたいこと
保育士と緊張しながら接し、毎日ヘトヘトになりながら実習ノートを書き、実習生にとっては大きな試練です。
しかし、それも大好きな子ども達との触れ合いがあるから頑張れる!子どもから「先生一緒に遊ぼう」と言われたら全ての疲れも吹き飛んでしまいます。
できることならば全ての実習生に、そんな子どもとの関りを経験してもらいたいのですが、残念ながら中には、子どもが全く寄っていかないという実習生もいるのです。
子どもに好かれる保育実習生とは?
子どもは基本的には、実習生が大好きです。担任は子どもと遊ぶ以外にも多くの仕事を抱えていますが、子ども達はたくさん遊んでくれる先生と思っているからです。また、単純に若いお兄さんお姉さんが好き!という子どもも意外と多いものです。
もちろん、初めは緊張して自分からは実習生と関われない子どもも多いですが、実習生が笑顔で子どもに声を掛け遊びに誘えば、ほとんどの子どもは「実習生大好き!」になります。
子どもに好かれるためには、まずは笑顔で挨拶。そして、遊ぶ時には思い切り遊びましょう。子どもを注意することは、信頼関係が出来ていないとなかなか難しいものです。初めは、子どもと仲良くなることに全力を使い、子どもへの対応で困った時には担任を頼って良いのです。少しずつ信頼関係ができてきたら、自分でも子どもに話ができるようになると良いですね。
また、子どもも大人も名前を呼ばれると、親近感が芽生えます。実習をするクラスの子どもの名前はなるべく早く覚えて、名前を呼びながら関わることもポイントです。
子どもが寄っていかない保育実習生、その原因は?
本来ならば実習生のことが好きな子ども達。では子どもが寄っていかない実習生にはどんな原因があるのでしょうか?
1番の原因は表情がないこと、そして子どもと遊ばないことです。子どもに好かれる実習生とは反対ですね。初めての場所での実習に、多くの実習生は緊張しながら臨みます。緊張で笑顔になれないということもあるでしょう。しかし、無理をしてでも笑顔を作ってみましょう。子どもは無表情の大人には恐怖心を抱きます。
また、遊んでくれない実習生にも子どもは寄っていきません。実習を成功させなければという思いが強く、常にメモを取っている。子どもを観察しているばかりで一緒に遊ばないという実習生は子どもにとって、楽しくはないからです。
子どもが寄って来る保育実習生になるための対応とは?
まずは実習先に向かう前に、鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう。実習ノートの記入で疲れていても寝不足であっても、実習先に着いたら笑顔です。特に子どもの前では、笑顔で挨拶、笑顔で会話を心掛けてくださいね。
実習ノートは、学校では学ぶことのできない保育の現場での様子が後から見ても分かり、保育士になった時にも大いに役立ちます。しかし、実習ノートの記入が1番になってしまい子どもとの関りが後回しになってしまっては意味がありません。
実習中は目の前の子どもとの関りを1番に考えましょう。実際に子どもと遊び関わることで多くの発見があり、結果的に実習ノートも充実したものとなりますよ。
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